新品種にも挑戦する木村梨園

30数年前に現園主・木村幸男さんが始めた木村梨園。同園がある神保町地区は都会の喧騒もなく、静かな環境の中で梨作りに専念できます。
息子の公亮(こうすけ)さんは卒業後から梨作りに参加し10年ほど。経験と知恵を持つベテランの木村さんと、新たな栽培技術にも挑戦したい公亮さんが力を合わせています。


ピンポン玉大にまで成長してきました。4、5月にかけての天候不順でやや小さめでしたが、暑さが続いて持ち直し中。美味しい梨を提供できそうです。
また、共同研究をしている品種のうちの一つで、同園で生産している梨「王秋(おうしゅう)」。季節が一番遅い品種だそうですが、こちらも提供できる予定だそうですよ。品種によって収穫時期の違う梨。いろんな味を秋まで楽しめますね!

6月上旬に広いエリアで雹(ひょう)が降りました。「とてもびっくりしましたが、目の細かいネットのおかげで被害はほとんどなありませんでした」と木村さん。山林に近いこの地区では、虫害を逃れるために防鳥よりも目の細かい防災(多目的)のネットを使用します。

梨栽培用に開発された技術で苗木同士を枝と接ぎ木の技術で接続する農法「ジョイント栽培」。木の生長を早めるのと、梨畑の耕作・草取り作業を容易にし、収穫時も作業が楽になります。ここでは公亮さんが技術を取り入れて、一部範囲で活用しています。整然とした梨畑をトラクターで耕作・草取り。若い苗木は虫や薬に弱いために根本付近をビニールシートなどで保護します。

上の写真は、ジョイント栽培の接ぎ木部分。根から吸い上げた栄養をむらなく活用するための知恵です。

売店の開店は8月初旬を予定しています。
公亮さんは「ふなっしーの箱、手提げ袋も人気が定着しました。さまざまなお客様に対応できるよう、直売所のほか、メールやFAX、オンラインでの販売も行なっています。感謝の言葉が届くととても励みになります。ぜひ新品種も試してほしい」と話します。

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