雨風や害虫から梨を守る袋掛け

三咲にある「増田梨園」にお邪魔してきました。

「大きな梨にこだわります。一昔前と違って大味ではありません。みずみずしくて甘く、美味しい。見栄えもいいものです。お客さんの求める梨を提供したいと思っています」と話すのは、園主の増田和敏さん。

写真手前側の幸水は、昨年に比べてちょっと遅れ気味でピンポン玉ほどの大きさです。とはいっても、ここ2年程が早かったので平年並みの生育。樹間をゆったりと取った梨畑は有機肥料や堆肥・配合肥料などをたっぷりと撒いてトラクターですき込みます。

雨風や虫の影響で肌を傷つけられないように大切に袋掛けして守ります。上を向いての作業は首だけではなく、目にも負担がかかります。

鳥の害を防ぐために防鳥用ネットを張ることも重要な作業の一つ。
目の粗い防鳥用ネット以外に、目が細かい防災(多目的)ネットもあるそうです。袋掛けではなく、梨を守るためのさまざまな作業があることがわかります。

直売所の再開は8月初旬、木で完熟させた甘くて美味しい梨を提供予定です。増田さんは「家族4人で手入れをした梨を、おいしいと直接言っていただけることが一番うれしい。ふなっしーの箱や手提げ袋も人気ですよ」と話します。

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