成長が進む主要3品種の幸水、豊水、あさづき

56年続く神保町の吉橋園。3代目として後継予定の吉橋大尊(ひろたか)さんにお話を伺ってきました。

日当たりを良くして葉の生育を良くすることがこだわりの一つだという同園では、2.2ヘクタール程の敷地にある4か所の梨園を家族4人で管理。父親であり園主・吉橋文男さんの言葉「手間をかけた分だけ、梨の木が返してくれる」をモットーに励んでいます。
また、研究会などで技術や新品種開発に取り組むほか、浅い傷で梨が廃棄にならないようにと果実酒を考案する仲間に協力も。
新しいチャレンジを続けると同時に、地域の伝統も大切にしていきたいそう。

上の写真は、4本仕立てで立派に成長した梨の木。4本仕立てとは日当たりを良くする技術の一つだそう。
来年、再来年の収穫のために枝の選定・手入れは、6月下旬から始まっています。

「にっこり」も人気が上昇中です。

最初に梨のシーズンを飾る幸水は、船橋の梨の主要品種の一つ。

幸水、豊水、新高を掛け合わせて開発された品種「あきづき」です。玉の形は豊円形で糖度は高い。ジューシーで豊水よりも酸味が少ない梨として売り出し中。

人気の「豊水」は、甘みも水分も多く、肉質はやや柔らかい。幸水に比べてやや酸味があるので甘酸っぱい味が好きな方にはおすすめです。
大尊さんは「コロナ禍の影響で試食ができないのは、生産者として大変残念」と話します。

「梨は細工をせずに、冷やしてそのまま頂くのが一番。直売はもちろん贈答用でも朝採りの新鮮な梨を宅急便でその日のうちに発送します」と大尊さん。

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