雹(ひょう)被害を乗り越え、「幸水」の収穫まであと数日

毎年、8月上旬から中旬にかけて収穫が始まり、梨シーズンの到来を告げてくれる甘くてシャキッとした食感の「幸水」。
今回訪問した旭町3丁目にある「〇甚(まるじん)農園」の園主・高橋武人さんは、「収穫まであと約1週間になりました!」と話します。(取材当時)

太陽の光をさんさんと浴びて、梨の甘みがどんどん増していきます。
収穫シーズンを前に、高橋さんは梨の状況を毎日チェックしています。

このエリアは、6月の雹(ひょう)被害をかなり受けたとのこと。「ちょうど梨園にいる時に雹が降ってきて、辺り一面があっという間に真っ白。どうすることもできなくて、茫然としました」と話します。
雹被害は場所によって差があり、〇甚農園さんの梨畑付近は、かなり雹が降った地区だったようです。
「これが雹の跡」と見せてくれたのが、この梨。

表面に丸い傷跡が見えます。痛々しい・・・
「今回の雹被害では本当に心が折れそうになりました」と高橋さん。「でも、毎年楽しみに買いに来てくれるお客さまがたくさんいるので、その方たちの顔を思い出しながら、なんとか収穫の時期を迎えることができました」と話します。

梨を一つ一つ見ながら、ひどく傷ついたり割れたりしている梨などはどんどん落としていきます。
実際は、表面上に少しくらい雹の跡があっても、中まで傷んでいるケースは少ないとのこと。

〇甚農園では、いちごやブドウも栽培していて、毎年梨の収穫といちごの準備時期が重なり、とっても忙しくなるそうですが、1年かけて育ててきた梨の収穫時期は、喜びも大きいそうです。
「今年は雹被害で傷ついた梨が多いので、箱での販売はせず、袋販売のみになる予定です。直売所でお待ちしていますので、是非気軽に寄ってもらえればうれしい」と話していました。

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